何故効果があるのか

オリゴ糖の効果は勿論個人差はありますが、オリゴ糖の摂取によって便秘が解消できた人が多くいるのは事実です。何故オリゴ糖が便秘に効果的かと言うと、オリゴ糖はビフィズス菌の栄養になるとされているからです。ビフィズス菌は腸内環境を整える菌として有名です。

オリゴ糖
画像引用 <私の便秘は解消しました。:便秘について>

ビフィズス菌が増えると腸内で酸が作られます。この酸が腸内を刺激する事で蠕動運動が活性化され便がより排出されやすくなると言われているからです。つまり、オリゴ糖自体には便秘を解消する成分そのものは含まれていません。

それならビフィズス菌を直接摂取した方が効果的ではないかと思う人も多いでしょう。ビフィズス菌はヨーグルトに多く含まれています。しかしビフィズス菌は菌としては弱く、食べ物から摂取しても多くが腸に届く前に死滅してしまいます。普段から腸内環境が整っている場合は腸に届くビフィズス菌が少量でも問題ありませんが、そうでなく慢性的な便秘になっている人には効果がありません。

頑固な便秘に悩んでいる人ほど、ビフィズス菌ではなくオリゴ糖の摂取に重点を置いた方がいい理由はここにあります。またオリゴ糖は腸内環境を整える働きが期待されているので、便秘ではなく下痢気味の人にも効果があるとされています。


オリゴ糖の摂取方法

オリゴ糖は食品から摂取する事が可能です。1日5グラムが摂取の目安と言われています。その5グラムを摂取するのに必要な食品の量はゴボウ1本、玉ねぎ1個、便秘に良いと言われているバナナは13本です。きな粉にも含まれていて、きな粉71グラムに対してオリゴ糖が5グラムですが、砂糖入りのきな粉の場合はその倍の142グラムの摂取でようやくオリゴ糖5グラムになります。ゴボウ、玉ねぎは続けようと思えば何とかできそうですが、バナナときな粉は現実的な数字ではありません。

野菜しかし玉ねぎ1個とゴボウ1本も、毎日必ず摂取するのは難しいでしょう。またオリゴ糖の摂取は量だけではなく質も大切です。オリゴ糖は1種類ではなく、ラフィノースオリゴ糖、ミルクオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、環状オリゴ糖の種類があります。これらをバランスよく摂取する事が望ましいとされています。

残念ながら食事でこれらのオリゴ糖をバランスよく摂取するのは現実的ではありません。そのため、多くの人が栄養補助食品を利用しています。摂取方法は商品にもよりますが、多くが1日スプーン1杯程度の量を好きな飲み物や料理に混ぜて摂取する方法を採っています。これなら手軽に続けられます。


便秘とオリゴ糖の関係

便秘にはオリゴ糖が良いと言われています。その理由はオリゴ糖には腸内環境を整える働きが期待されているからです。オリゴ糖は腸内で働くビフィズス菌の栄養分となる糖分です。これを摂取する事で腸内のビフィズス菌を増やし、便秘解消を狙います。オリゴ糖は糖分の一種です。糖分には単糖、2糖、オリゴ糖、多糖など種類があり、単糖が3個以上くっついたものがオリゴ糖と呼ばれています。しかし明確な定義はなく、人によっては単糖が2個くっついているものでもオリゴ糖と呼ぶ場合があります。

オリゴ糖オリゴ糖の特徴は虫歯になりにくい低う蝕性、低エネルギーの低消化性、整腸作用、ミネラルの吸収促進と、便秘だけではなくダイエット、健康の面からも注目されている糖分です。

オリゴ糖は糖分の一種ですから、甘味があります。そのため健康促進を理由に砂糖の代わりに利用している人も多くいます。しかし砂糖よりも甘味は少ないので、つい入れすぎてしまう事もあります。それでは結局カロリーオーバーになってしまうので、注意が必要です。しかし過剰摂取をしなければオリゴ糖は便秘解消にも効果的とされていますから、利用する事で慢性化していた便秘が改善される可能性もあります。

オリゴ糖の便秘解消効果として特徴的なのは、便秘薬を飲んだ時のようにお腹が痛くなる便秘解消ではない点です。オリゴ糖の効果の一つに整腸作用があります。これは腸の働きを正常に戻す事で、排便を促す効果です。体本来の力を引き出すよう働くので、お腹が痛くなるといった不自然な排便にはなりにくいと言われています。